2011年6月24日金曜日

松屋がリニューアル

松屋
吉野家初台店はビル・ゲイツが食いに来たことで知られるが、松屋初台店は殺人事件が起こったことで知られる。その松屋初台店が新型店舗にリニューアルしたので行ってきました。

松屋って、カウンター内側に厨房があったり、厨房とカウンターがつながってたりがフツーでしょ。もっと昔はカウンターに給湯口があって、濃縮茶に自分で湯を足す仕組みだったり。

ところが新しい松屋は、厨房とホールを完全分離した店舗。ホールは右側がテーブル席で左側が壁に面したカウンター。松屋にテーブル席って!すき家やなか卯じゃないんだから。厨房は仕切られてはいないけど店の奥にあった。客からは厨房の様子は見えにくく、オプション注文など客からは声をかけにくい環境になっちゃった。カウンター席に座ると、壁見ながら食うことになるわけよ。なんか、スタッフはスタッフ、客は客、サービスはサービスって感じ。今まで一緒に築いてきたものが終わった感じ。

松屋って、カウンターと厨房が空間を共有するようにできてて、客と店員の距離が近いのがよかったのに。吉野家が自販機を導入しないのは、客とのコミュニケーションを重視するからだそうだけど、松屋だってカウンター越しにコミュニケーションとるわけですよ。オプション注文したり、店から出るときに「ごちそうさま」って声をかけたりするのは自販機だからなのです。

ところがね、最近の客ってさあ、待ってるときも食ってるときも携帯を見てる人が多いんだよね。ほんで食い終わったら黙ってさっさと出て行く。そういう客のスタイルに合わせると店のカタチも変わってしまうんだろうねえ。接客効率悪くなったと思うけど、今風の客の立場だと、この方が望まれるんだろうよ。

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