ゴジラがどんだけ恐ろしいか実感した。知らん人たちに瓦礫化した街中に放り出された。他に人の気配はない。瓦礫っつーことはゴジラが通った後なので怖がることもないだろう。
でも振動が伝わってきて、近づいてきてる!戻ってきたんか?やば!歩きにくいところを必死で逃げながらゴジラの視力について考えた。ちっさいオレが見えるか?動いてれば見つけられるが、静止してれば見えないはず。そこで瓦礫にの下に身を隠してじっとしてた。
焼け跡の匂いが強くなる。これがゴジラの匂いだ。振動もおっきくなる。近い。被曝しちゃうよ。怖いよー怖いよー。短い静寂後、頭上の瓦礫がゆさゆさ揺れだした。ここから出るべきか、でも動けば見つかるし、動かなければ瓦礫ごと踏み潰されるかも。ゴジラの息遣いが聞こえる。恐怖で硬直して動けなくなった。瓦礫ごと持ち上げられる感覚がして、もーダメだーってとこで目が覚めた。
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