日本の多くの人がそうだろうけど、77年のオープンタッグ優勝戦でテリーが好きになった。初めて生で観たのは79年の品川大会だった。以後はドリーと来たり、スレーターと来たり、まあ、よく観に行った。テリーの試合は独特すぎるプロレス芸。流血も額だけでなく、腕、耳、膝、手が衝撃的。特にセールのオーバーアクションは天下一品でしたね。激情型でやんちゃなファイターはドリーと対照的。ブッチャーとの凄惨な試合の数々は忘れられない。RIP.
倉持「テリー・ファンクの表情、あるいは泣いているの、かもしれません。それとも痛みをこらえているんでしょうか」
山田「嬉しいんでしょうね」
倉持「嬉しいでしょうねえ、テリー・ファンク!男のロマンをいかんなく見せつけています」
竹内「スピニングトーホールドを狙ってますね」
倉持「スピニングトーホールドを敢然と狙っております、1回転!伝家の宝刀をここで抜くんです、なんという逞しいテリー・ファンク!」
倉持「テリー・ファンク、左のブローだ、頭突き、珍しい!切れた額を自らもっていきましたねー」
山田「勇敢ですね」
倉持「勇敢な男です、テリー・ファンク」
田鶴浜「錯乱、錯乱」
倉持「錯乱してしまいましたねぇ!ちょっと狂ったような動きであります、テリー・ファンク」
田鶴浜「脳神経をやられた」
80年4月19日、後楽園ホール。テリーとスレーターのブレーンバスター合戦からの伝家の宝刀スピニーングトーホールド1回転!
80年5月2日、鶴田にジャブで攻めるテリー、テリーにコブラを仕掛ける馬場。後楽園ホールは期せずしてテリーコール、テリーコールであります!
Terry Funk
1944.6.30 - 2023.8.23
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